【目次】
グリーンウッドワークの基本① 椅子づくりの流れ
グリーンウッドワークの基本② 椅子づくりに使う道具
グリーンウッドワークの道具を作る① 2×材で作る折り畳み式削り馬
グリーンウッドワークの道具を作る② 2×材で作る折り畳み式足踏みロクロ
椅子を作る① 編み座のスツール
椅子を作る② 板座のスツール
椅子を作る③ ラダーバックチェア
椅子を作る④ ゴッホの椅子
椅子を作る⑤ ウィンザーチェア
椅子を作る⑥ サトヤマ・ツナグスツール
椅子を作る⑦ 樹皮編みのスツール
【内容紹介】
DIYで椅子を作るなら、グリーンウッドワークがいい。
身の周りの自然木を、手動の刃物で気持ちよく削り、手作業ならではの味わいのある椅子を作ろう。
そんな椅子づくりのための、徹底的に詳しい製作ガイド本が登場。
伐って間もない生木を使う木工、グリーンウッドワーク。
生木だからやわらかく、電動ではなく手動の刃物で気持ちよく削れるのが特長です。
そして、仕上がりには手作業ならではの味わいが生まれます。
身近な材料とシンプルな道具で楽しめる、まさにDIYに適したこの木工の愛好者が、日本で、世界で、増加中。スプーンや器といった日用品を、楽しみながら自作しています。
そんなグリーンウッドワークで、椅子を自作することもできます。しかも、さまざまなタイプの椅子が作れ、さほど太くない木で作れる椅子もあります。
本書は、グリーンウッドワークで椅子を作る方法を、幅広く、わかりやすく解説するDIYガイドです。
「作業の流れ」や「使用する道具」といった基礎知識に始まり、グリーンウッドワークならではのユニークで楽しい道具「削り馬」と「足踏みロクロ」の自作方法から、スツール各種、ウィンザーチェア、ラダーバックチェアなど7種の椅子の作り方まで、作業手順を細かくていねいに紹介。
座面の種類もペーパーコード編み、布テープ編み、イグサ編み、樹皮編み、板座とバラエティー豊富で、好みのタイプの椅子づくりに役立てることができます。
さらに、長年にわたり海外のグリーンウッドワーカーと交流しながら国内でのグリーンウッドワークの普及に尽力してきた著者だから披露できるエッセイ「海外の椅子づくり講座に参加する」「ゴッホの椅子の故郷を訪ねる」「地域材利用のムーブメントと『樹の一脚展』」や、著者を含む3人の椅子マイスターが樹を伐るところから始め、図面なしで生木ならではの椅子づくりを楽しんだ「椅子マイスターたちの即興生(木)演奏」を読めば、グリーンウッドワークの椅子づくりの楽しさがいっそう広がり、深まります。
巻末資料「グリーンウッドワークの椅子づくりを体験できる場所」はビギナーはもちろん、グリーンウッドワークの椅子づくりを通じて交流を広げたい人にもおすすめです。
実用的な製作ノウハウと、自然木で作る椅子の魅力がぎっしり詰まった本書を傍らに、
ぜひ愛着たっぷりのあなただけの一脚を作ってください。
【著者】
久津輪 雅
岐阜県立森林文化アカデミー教授。
1967年生まれ、福岡県出身。20代はNHKディレクターとして「クローズアップ現代」などを担当。30代で木工に転じイギリスで家具職人。40代からは岐阜県立森林文化アカデミーで木工教員。伝統工芸の原材料確保や人材育成の支援、生木を手道具で削る新しい木工・グリーンウッドワークの普及をライフワークにしている。
伝統工芸では、長良川鵜飼の鵜籠や鵜舟の製作技術伝承、岐阜和傘の原材料確保や人材育成に関わる。グリーンウッドワークの普及では、作品づくりの他、指導者養成講座の開催、斧や削り馬などの道具の開発、海外の木工家を招いたり日本の木工を海外に紹介するなどの国際交流にも力を入れている。ヴィッレ・スンクヴィスト=ビル・コパーズウェイト工芸奨励賞受賞(世界で8番目)。
著書に『ゴッホの椅子』(誠文堂新光社)、『グリーンウッドワーク増補改訂版』『グリーンウッドワークで椅子を作る』(ワンパブリッシング)。
サイズ:AB版変形(25.7 x 20.8 x 1.4 cm)